マイホームと建築工法

より良い住まいを手に入れるためには、家がどのように作られているのか、その工法にはどんなメリットとデメリットがあるのかを正しく理解しておく必要があります。マイホームは一生に一度の大きな買い物ですから、のちのち「失敗した!」ということのないようあらかじめ知識を身につけておく必要があります。当サイトでは建売住宅の建築工法や構造、耐震性、断熱性、気密性などについてご説明しています。これから建売住宅を購入しようと考えている方はぜひご一読下さい。

■ 基礎から分かる建物

その家が丈夫で長持ちする住宅かどうかは、建物の基礎から判断することができます。基礎は鉄筋コンクリートで作り、地盤にしっかり乗っていなければ建物は不安定になります。建物の形状はその地盤の質に合わせて適切な形に決まります。基礎の上に土台を載せて、アンカーボルトで固定します。

建売住宅を計画段階で購入する場合は、できるだけ工事中に足を運ぶようにしましょう。買い主が顔を出せば、現場の職人さんには緊張が走ります。初めはうるさがられることもあるかもしれませんが、何度も足を運ぶうちに色々な話を聞くことが出来るでしょう。家が完成してしまうと、基礎や土台は隠れてしまいます。そのため内部をチェックしようと思ったら工事中に行うしかありません。

基礎工事の際にチェックしたいのは、基礎コンクリートが綺麗に打ち上げられているか、基礎の上に土台がずれることなく乗っているか、またアンカーボルトは適切な位置にすえられえいるかを確認しましょう。もしもコンクリートから鉄筋がのぞいているような場合は基礎に問題があると言えます。鉄筋は空気に触れることで酸化し、サビが発生することで強度が落ちてしまいます。

■木造軸組工法とは

木造軸組工法とは、日本に昔からある建築工法です。木造在来工法ともよばれます。垂直の柱と水平の土台・梁と斜めの筋交いを軸にして家を作る方法です。

軸で構成されていることで、大きな開口部を取ることが可能です。伝統的な日本家屋が、夏には建具を外し外部と一体空間になったのはこの工法で作られていたからです。他の工法に比べて仕上げを含め、設計の自由度が高いのが魅力です。窓の大きな開放的な家も開口部を広く取れるので作ることができます。増改築やリフォームも比較的簡単に行うことができるのも魅力の一つです。

デメリットとしては、伝統的な工法であるだけに大工の経験や腕に頼ることも大きく、仕上がりにバラつきがあるということです。以前は地震や台風への弱さが指摘されていましたが、最近では性能技術が向上し、他の工法に比べて劣るということはありません。

■ ツーバイフォー工法とは

ツーバイフォー工法は北米からは行ってきた工法です。壁、床、天井、それぞれの面で建物を構成する壁式工法です。面のサイズが2×4インチの角材を真に作ることからツーバイフォーと呼ばれています。枠組壁工法とも呼ばれます。箱のように強固な構造になるため耐震性に優れています。石膏ボードや断熱材を利用することで耐火性や気密性の高い住宅が完成します。

施工面での高度な技術も不要で、使用する部材の規格化が進んでいますので工期が短くて済むというメリットもあります。また現場作業による仕上げのバラつきもありません。しかし、技術基準により壁の位置や大きさが細かく決められていますので窓やドアの大きさ位置などに制約を受けます。設計に制約があることから、リフォームの際にも不都合が生じる恐れがあります。どの程度リフォームを行えるのかあらかじめ確認しなくてはいけないでしょう。


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